前々記事で、三国無双6の晋伝ラストについて、割と否定的な感想を載せました。
で、あれから少し考えた事を、もう1回書いておこうと思います。
なんだか一人で考えて、妙にもやもやしてきたので←

ラストの劉禅と司馬昭の会話は、史実にもある話なんですね…。
恥ずかしながら、三国志知識があまり無いので、知りませんでした。

まあ、戦いの無い平和な世を望んでる(?)劉禅からすれば、
「先代たちが勝手に仁の世とか言い出して、君主の息子だから周りに期待され、国を継がされ、でも特に興味ない…」となると、こんな本音も出てくるのかもしれないです。

とはいえ、蜀好きで劉備好きな私から見ると、複雑な気持ちになるのも事実だったり。
仁の世のためにと命懸けで頑張って、散っていった将たちの先にあるのが、あの発言だと考えると…。
でも、そんな周りの事を考えて、本音や才能を隠して暗愚に振る舞ってると考えたら、それはそれで悲しいな。
そう考えると、良かったねと清々しい気持ちで見た方が良いのかもしれません。
それにしても、無双の劉禅様の本気は格好良いです!ほわほわとのギャップが可愛い!と思ってしまうからこそ複雑です…。


でもやっぱり、昭の「三国の君主は理想家すぎた」「姜維は妄執すぎてマジ馬鹿め凡愚め」な発言や気持ちは、ちょっとな…。
某所で無双動画を見てると、姜維いらんって人も多いんだと、最近になって気付きました。
そう言われるほど、姜維は丞相厨で北伐厨だからこそ良いんじゃないと思えてきたんですががが。

なんというか、絶望的状況の中でひたすらもがくものの、このまま行くと破滅しか見えないというのが儚くて胸熱。
衰退し続ける蜀にいて、みんながどんな思いで戦い続けるのかを考えても胸熱。
星彩や姜維は「託された思いを果たす!」と思うだろうけど、馬岱は最初から現実を見てたりするんだろうか…。するんだろうな…。


余談ですが、無双での五丈原(蜀側)のクライマックス感はすごいですよね。
毎回ラストなせいもありますが、この後、蜀は衰退していく事が分かってるからこそ、最後の輝きというか。なんか盛り上がります。

…あ。今までの話はあくまで無双についてなので、正史や演義の事は置いといてもらえると助かります。すみません。
なんだか真面目に長々と書いてしまいました。結論:蜀って良いよね!←