ponte di largo

話題:今日見たテレビ番組

かなり長いです！
NNNドキュメント「どもってもいいんだよ」っていう番組見ました。自分も吃音で、吃音者のために頑張ってるお医者さんや、彼の元に訪れた吃音者のドキュメンタリーです。

なんとなく反応が気になって2ちゃん見たら、やっぱり「笑ってしまう」って意見ありました。何でこの人同じ言葉何回も言ってんの？って感じなんでしょうか。
このお医者さんは結構重度なようですが、私も軽い吃音持ちなので、「この人は重症だなぁ」とは感じつつも他人事とは思えません(´･ω･｀)

ここから話反れて、どうでもいい私のお話。
昔は言葉が引っ掛かるなー、言いにくいなーとは思いつつ、特に気にしてませんでした。
高校3年ぐらいの時。なんとなくネットで調べたところ、こういうのを吃音というのだと知りました。それから少し悪化したような気がします…orz

一言で吃音といっても、特定の言葉が詰まったり、出てこなかったり、どの言葉でもダメだったり、人によって色々らしい。私の場合、「た」行が頭に付くと結構厳しいです。
例えば、お店で「チョコレートケーキ下さい」とかがなかなか言えなくて、困った事がありました；
自覚するまでは言えた気がするんですけども…。でも、昔から「図書館」はなかなか言えなかったかも。「と」はとんでもなく言いづらいのです。図書委員だから困りました。

そうそう。自覚するまでは、例えば「と、と、図書館」みたいには言えた気がしますが、最近は「っ…図書館」みたいに、なかなか言い出せない事があるんですよね。
にしても本当、お店で何か注文する時はね…嫌ですね…。あえて誰か先に注文してもらってから「同じのを」と言ったり、指でさして「これお願いします」と言ったり。

重度の吃音者は分かりませんが、私の場合、意識してない時は割と普通に喋れてると思ってます。
大学の授業で発表した時なんかは、どもりたくないとは考えつつ、発表内容の方に集中していたりして、意外とすんなり出来た事もありました。
でも、中国語の授業の時、日本語訳の出だしがどうしても言い出せなくて、パスしてもらった事あったなぁ(´;ω;｀)恥ずかしかった…。

昔、どもって喋ったら、家族から「もっと落ち着いて喋られー(笑)」みたいに言われた事を今思い出しました。それで解決したら苦労しないよって、今なら思います。まぁ、落ち着く事は大切なんですけどね。

そういえば、昔から私は早口で喋りますが、これも関係するんでしょうか。いや、早口の人みんなが吃音という事もないだろうし。
でも、誰になんと言われても早口は治りませんｗむしろ頑張れば、他人が聞き取れないくらい早口で喋れる事だって出来るんだぜ！←


なんかテレビの話からめちゃくちゃ反れましたが、書けたのでスッキリ！
という訳で、もし吃音者を見かけても、あんまり変な目で見ないで下さいね。本人が一番分かってて、とっても辛いはずので。お願いします。

それにしても、自分も吃音なのに、吃音を改善させるために頑張ってるこのお医者さん。すごいなー。
患者さんの気持ち分かるから、みんな落ち着くのかなぁと思ったりしました。