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ギャング・オブ・ニューヨーク(ジョン・C・ライリー)



流れ込む移民、戦争、貧困、差別、暴力、そして恐怖―…。
溶鉱炉は赤く燃え、大都市を作るのだ。

うーん…。
ストーリーは、正直どうかなっていう感じです。はっきりメインに伝えたいことがわからないし、主人公が何をしたいのかも曖昧。花火で目を醒ますと言うけれど、何から目を醒ましたいの?世の中をどうに変えたいの?カッティングを一体、どうしたいの??
復讐を誓いながらもカッティングの人柄に心揺れていくのかと思いきや、迷うことなく初志貫徹。Oh!?今までのカッティングとの、心の交流はWhereへ!?!?!?
そこにとってつけたようなラブロマンスも混じり、一体この映画は何がしたいのだ!?!?的展開へ。

ただ、最初の「溶鉱炉」の一節は秀逸だった。ラストのワンカットにも通じる。血と試練が人を生んだ。

選挙のシーンで、これでもかと行われる不正が印象的だったなぁ…。不正で当選したら、それじゃあ恥を知らない連中じゃない;;

「記憶に値する男は彼だけだ」

その息子がどうしてこんなことするの?
だんだん、カッティングが仇なのかなんなのか、わからなくなってきた。主人公からは信念を感じなかったけど、カッティングからは感じた。信念と覚悟がある上での暴力ならそれは、そりゃあもちろん賛成できないけど、ばかにもできない。安直な道を選んでるとは思えないもの。どうかしてるとは思うけど、価値のないものでもない。尊敬に値するものだ。
信念と覚悟が、ある上でならね。

最初から最後まで痛そうな映画だった。戦争は、嫌だなぁ。戦争は怖いよ。
でもそれより何より、宗教だとか政治的思想だとかで、戦争をまるで素晴らしいもののように演出することの方が、怖いかな。

ライリーちゃまは悪徳警官・ジャック役。出番はあまりないです。
最初の決闘シーンのライリーちゃまが、クレたんぽくてかっこ良かったです。

激流(ジョン・C・ライリー)



古きよきサスペンスという感じ。90年代はこういうのが流行ってたんだな。
それなりにサスペンス、それなりにロマンス、それなりにファミリー。それなりに楽しめるけど、近頃のレベルの高い作品群を見てしまっていると、ちょっと物足りない。ハラハラドキドキの中にはっとさせる感動があってほしい、と、個人的には思います。

ライリー氏は強盗団の一味・テリー役。今回は少々アウトローな香りをさせるライリーちゃま。けれど物語が進むにつれ、心優しい一面も出てきます。優しさが隙になってしまう…。これはちょっと、悲しいな。
「ガントレット」を越えてあんなに喜んでいたのに、オールでばっちんこされてしまうライリーちゃま…。俺様、ちょっと切なかったです。ライリーちゃまのお手て切らないでっ!

主人公のゲイルにメリル・ストリープ、強盗団のもう一人にケヴィン・ベーコンと豪華な顔ぶれ。
他にも「黙秘」で共演したデヴィッド・ストラザーン、ちょっと役でベンジャミン・ブラットも出演。二人ともかっこよくて素敵でした♪

あと隠れた名役者でマギーだね!(笑) ためらったあげく崖からDIVE!するマギーvvかわいかったです(*^ ^*)

今宵、フィッツジェラルド劇場で(ジョン・C・ライリー)



ミネソタ州セントポール、フィッツジェラルド劇場。毎週この劇場から発信されるラジオショーは、この夜最期を迎えようとしていた。
客席には観客が入り、キャストが次々楽屋入りし、ショーの準備が進められていく。そしてラストショーの幕が上がった―…。

正直ちょっとうるさかったけれど、おもしろかったです。
最初はね、とにかく喋くりまくるDJにうんざりしたけど、ショーが始まってからは不思議と気にならなくなり、いつの間にか引き込まれていた。楽しい1時間半。きれいに纏まってる。舞台が「ラジオショーの最後の一夜」に限定されているからかな。ごちゃごちゃしてたけど、わかりやすかった(*^ ^*)

ライリーちゃまは下品なジョークが大好き♪カウボーイのレフティ役!まぁびっくり。運命を感じずには、いられません!クレたんなのに、レフティです!!
かわいいレフティは相棒のダスティと、心おきなくおケツとぱいおつについて歌い連ね、フィッツジェラルド劇場を去りました。ちゃんちゃん♪

それにしてもほんと、うるさい映画だなぁ(^^;;)吹き替えで見たから余計そう感じた。あれだけ喋くりまくってる映画だと、翻訳家さんは大変そう。

このラジオショーはアメリカで実在する番組で、こちらは現在も変わらず続いているそう。CMさえ生中継で放送するなんておもしろいね。
すべからく消え去るが、消え去るものなど何もない。いい映画だった。
カーター・ファミリーやジョニー・キャッシュも出てきます。雰囲気も似ているし、この映画を観る前にこちらも観ておくと良さそう。

黙秘(ジョン・C・ライリー)



「Is she your mother?」。FAXから始まる帰郷。新たな殺人が古い殺人を紐解いていく――。

充実の2時間。さすがキング!
のし棒の柄が取れるシーンなんて、もうすごくキングっぽくてぞくぞくきた。ああほんっとに好きだわ。いいなぁー、ため息出ちゃう。

ライリー氏は小さな島の保安官・フランク役で出演。ドロレスをなんとしても逮捕したい本土のマッケイ警部と、昔馴染みのドロレスの間で頭を悩ませる優しさ満タン男♪衝突が始まると黙っちゃうところがかわいかったよー(*^ ^*)

映画の内容もすごく良かった。これはもう、キング原作なので言わずもがなだけど。
ただごとじゃない実力。視野の広さ。キャラクターの作りこみの奥深さ。もう何もかもが最高なの!
原作がいくら良くっても、人が多く関わる「映画」となると雑念が入って作品が損なわれるのもよくあること。でも、キング作品に関してはそれが少ない気がする。もしかしたら、損なわれていても尚素晴らしい=それだけ原作がいいってことかもしれないけど、私はスタッフもそれだけ努力してるんだと思ってる!愛してる!もう私あなたに、とろけちゃう!
…って感じ!!!

「女にはね、鬼にならなきゃ生きていけないときもあるの。……場合によっては、鬼になることで初めて生きられるってこともあるわ」

…………。もうすっかり無言。観客側が「黙秘」。
でもねそれは、呆れてものも言えないってことじゃなくて、果たしてそうかって思うからなの。だって見てよ、この人たち!これこそまごうことなき「死人の生」だ!
鬼になることで、本当に生きられたのか?生きていけたのか?
“事故”は本当に、不幸な女の味方だったのか?

他に道は、なかったのかな。本当にこれ以上の最善の策は、どこにもなくて、彼に対しては、これ以上の最善の策を探す価値はどこにもなかったのかな。
鬼にならなきゃ生きていけないこともある。それはわかる。世の中は私が思うより、ずっとずっと生きにくいものだってことも、世の中にはそれほど善人はいないってことも。
でもやっぱり、最後の最後まで諦めたくない。ううん、最後の最後にも。
死んだって構わない。何を持って「自分の太陽が沈む」とするか。死ぬことより、私は死人の生の方が、ずっとずっと怖い。

ドロレスは確かに不幸な女性だったけど、私にはなぜ彼女が不幸な女性なのか、わかる気がする。彼女は夫を見下していたし、ばかにしていた。娘の秘密を悟ったときには、無理やりこじ開けて、踏み荒らそうとした。

「何があったの!?話しなさい!!」

冷静さを欠く気持ちはわかる。でももし少しでも、娘の気持ちを思いやる努力をしてくれていたら、それが自然にできる人だったら、きっと日食は起きなかった。
良きにも悪しきにも報いがある。人生で何が起こっても、それはきっと、何かの報いだ。
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系 統 キレイ目系
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