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sss死神

・隊長と義妹


「ルキアまじモチモチ」
「あ、わわわわ!!頬摺りはお止めください雪代隊長!!」
「おいおいルキア、お前俺の弟の嫁になるんだろ?つまりは俺の妹だ。お兄ちゃんって呼びなさい。おー、ほっぺプニプニのすべすべ…白玉肌の美人さんだなぁルキアは。お前の娘に悪い虫が付きそうで兄ちゃん今から超心配」
「あ…あにさまの方が美人はありませんか!あの…ちょ…」
「いいやお前の方が美人だ。可愛いし美人だし可憐だし清楚でキュートでプリティーでラブリーだなんて俺の妹なんなの?本物の天使なの?ルキアの可愛さプライスレス」
「た、耐えられん!!雪兎!!助けてくれ雪兎!恥ずかしくて死んでしまう!兄様助けてください、にいさま!」
「速やかにその手を離せ雪代」
「悪いがどの雪代だ?家は家族が多くてなぁ…ああそう言えば、お前の義弟も雪代だぞ。よぉ白哉坊、シスコン乙」
「散れ、千本桜」
「話し合いすら放棄とかそんな子に育てた覚えはない」
「幸いながら兄に育てられた覚えもない」



わいわいぎゃいぎゃい



「見てごらんギン、先生楽しそうにされているじゃないか」
「六番隊長さんも楽しそうや」




――――――――――――――
兄様と仁義無きシスコンバトル
隊長はルキア大好き(not恋愛感情)

顔がべらぼうに良い大の男に際限なくデレられ大混乱なルキア。
呼び方がそれぞれ違う
白哉→にいさま
隊長→あにさま

ルキア可愛いよルキア。

BASAネタ

伊達にだって豊臣みたいに狂信的な部下が居ても良いじゃないと思った。


・小十郎直属の部下
・世界は小十郎中心に廻ってると信じている
・空が青いのも海が広いのも月が形を変えるのも小十郎が凄いから
・小十郎=神
・政宗=人知を越えた尊い存在、超越者
・良い歳こいた青年、小十郎より二つぐらい上
・禄とかいらない、小十郎さえ居ればいい
・小十郎の敵は世界に存在しちゃいけない類の物
・小十郎に関わることだけ、異常に涙もろい
・疑われたら即切腹の勢い
・腕はいいし、頭もある、容姿も優れた残念な危険人物




「いい腕だ…もしオメェが間者であればさぞ脅威だな」

か…間者、だと…お疑いに…(涙腺崩壊、切腹セットアップ完了)

疑われるようなことをしてしまった生きているから駄目なんだ俺なんかに命があるから小十郎様のお優しい御心を煩わせるのか万死に値するそうだ死のう



鈍いので言葉の裏を読めず、暴走しがち。
目を離すと何時の間にか腹を切り掛けている。
毎回本気。
小十郎の居ないところでも何かあれば辞世の句を読み始めるので周りの人間は気が気じゃない。
構ってチャンじゃないので非常に厄介。
自殺志願者ではない。


小十郎以外どうでも良い主人公が、たまに政宗様ですらどうでもいいカテゴリに分類しつつひたすら小十郎を想い小十郎を援護し小十郎を見詰めながら小十郎の為に粉骨砕身、我が身を捧げひたすらがむしゃらに頑張る話。

多分受。

ww

何気なく新着メール確認したらニコのメルマガのサブタイに瞬殺された

お父さんを僕にくださいとかwwww

仕事中だが噴いた

sss死神






「代行証?」


「おう。アンタも知ってたんだろ」
「たりめーだオレンジ頭。現世風に言やぁ、GPSだよGPS。便利だろ」
「ええええ」
「ばっかおま、ほっときゃ霊圧だだもれで自他共に危険なお前を、わざわざ保護してやってんだぞ!」
「何で上から目線!?つか監視と制御だろ!」
「だーかーら!それに何か問題が有るのか!?女子高生じゃあるまいし、場所の特定ぐらいでキャアキャア喚くな。大体お前な、随分馴染んでるみたいだが俺ら死神と人間じゃ根本的に違う存在なんだからな。現世だって余所様のお宅で遊ぶときは親御さんが目を光らせるだろ?其れと同じだろ」

「…そんなもんか?」
「そんなもんだ。遊んでる所を友達の母親に見られてた!騙された!!なんて言わねーだろ?」
「まあ言わねえな」
「友達だって『お前がやんちゃしないか母親が見張ってる』とかわざわざ教えないだろ」
「ああ…教えないだろうな」
「もしお前がその家で高価なモン壊したり、友達に怪我させたりしたら、怒られるだろ友達の親に」


「くそっ………納得しちまったじゃねえか…」
「最初からそう言う話なんだよ代行証は。あんま深く考えんな。…話は変わるが一護君や、逃げる算段を手伝ってくれ。もう十日も監禁されてるんだ、書類の見すぎで目が痛い」
「ワリィな來海、浮竹さんに見張ってろって言われてんだ」
「チクショウおかんめ!」




―――――――――――――――
銀城さんの代行証云々があんまり衝撃的じゃなかった件について。

あたりまえだろと思ってしまった。
ガチバトルで友情は芽生えたけど、ソレとコレとは話が別。
一護は尸魂界にとって厄介な部外者だから仕方ない。
即時抹殺よりは温情があると思う。



sss死神

※グロい




左様なら、先生。
背後から抱き締められ、睦言のような別れの言葉が耳に届くや否や、男は短く疑問の音を出した。
胸の辺りに生える鋼。
早まる鼓動に、高ぶる熱。
熱くて熱くて堪らない。
教え子の名を呼ぶために開かれた薄い唇から、鮮血が滴り落ちた。


柔らかく微笑む教え子は、人好きのする瞳を弓形にし、男の抵抗を封じる。

遠のく意識に美しい顔を歪めた男が最期に見た物は、ぬらりと光る刃が自らの首を斬り落とす刹那の間であった。


重い物が落ちて転がるような音の後、大柄な身体から深紅の飛沫が上がる。
美しい光景だと、教え子は唇を緩めた。
落ちた首の髪を鷲掴む。
ぶらりと揺らせば、涙の膜が張る群青の瞳が揺らいだ。
あなたは本当に美しい化け物だった。
教え子だった男は、眼前にぶら下げた男の首へそっと口付けると、それきり興味を無くした風に無造作な仕草で首を放り捨て、やがて踵を返すと姿を消した。















「まったく、羽織をこんなに汚してしまって…どうなさるおつもりか」


男が去ること数刻後。
どす黒く染まった地面に転がる首のない躯へ小言を零し、夜月 朧は棄てられた首を恭しく抱えた。
頬の土を優しく払い、唇を彩る赤褐色を手拭いでこする。
聞いていらっしゃるのですか隊長殿、説教の気配が色濃く漂う朧の声音に、腕の中の首が身動ぎ微かに呻いた。


「耳元で騒ぐな、聞こえてる」


洗濯屋ぐらい雇えないのかと眉を寄せた男の首は、音もなく立ち上がった躯に引き取られ、元有った場所へとぴたり合わさる。
ぐちゅぬちゅと湿った音で肉と肉が繋がる様を見詰め、朧は真白い羽織を男へと差し出した。


「義骸は」
「此処に」
「葬式は」
「明日には」
「藍染は」
「変わりなく」


第一段階終了かと呟く男に、朧は小さく頷いた。
いってえなチクショウ。
吐き棄てられた主の悪態に、従者は唇を引き結ぶ。
損壊はどれ程かと尋ねる朧の声が伝える憤怒に、男は口の端を吊り上げて嘲笑った。



【叛乱前夜】
(跡形もなく吹き飛ばすべきだったのだ)
(もっとも、甦らないとは言い切れないが)





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