今日、銀行業務のお手伝いをしてきました。
窓口にいらっしゃった80位のお爺ちゃんが、濡れた一万円冊を持ってきたんです。
所々泥が付いたその札は、紙の帯が引っかかっていました。
皆様は百万円の束を見たことがありますか?
紙で止めてある札束です。
その帯が引っかかったお札です。
濡れたお札を数えている最中、何枚有るのかと沈んだ様子で訪ねられ思わず泣きそうになりました。
流されてしまったそうです。
仙台空港で車を流されたお客様も居ました。
新地で車を流されたお客様も居ました。
家もない、全部無い。
命だけ有っても、と。
呟かれた声が忘れられません。
話は変わりますが父親の手術が延びました。
こんなことになるとは…
以前居た病院の看護婦の対応が酷い。
母は一刻も早く手術してもらえるようにと街の病院に転院させたのですが、どうやら其処の看護婦は田舎の医者は腕が悪いから都会に移ったと思っているようで、母に対して酷い態度を取ったらしいんです。
だいたい田舎病院の医者の言い分が「絶対治らない」で、都会の病院の医者の言い分が「難しい」だったら、家族としたらどっちを選ぶかなんて火を見るより明らかでしょう。