「兄さん、質問があるんですけど」
「……何だよ藪から棒に」
――煎餅食うか?
――あ、いただきます
「…で、ですね
兄さんって豆腐ダメじゃないですか」
「んー」
「豆乳もダメなんじゃないかとか、大豆製品は何処まで大丈夫なのか…とか質問いっぱい来てるんですよ」
「え、…………俺に?」
「他に誰が居るんですか」
「あー……、豆腐も喰えない訳じゃ無いんだけどな、喰ったら全身から紫の汁が全身から吹き出してマーブル模様の煙を上げつつグジョグジョに溶けると言う噂が……」
「何なら今すぐ煙になるまで生豆腐食わせてやろうか兄さんコノヤロウ……
ちゃんと答えてくださいね?」
「………ハイ、(泣)
豆乳……は無理だな、大豆臭くて飲めない、おからドーナツは喰えるけど、おからその物は無理、ヒジキもムリ」
「豆乳とオカラとひじきはムリ、と」
「味噌、醤油は関係ないよ、大豆の味が跡形もないし、しょっぱいし」
「日常生活に支障無し、」
「枝豆は大丈夫なのかって聞かれたこと有るけど、……枝豆って大豆?」
「えっ……さぁ…?どうでしたっけ?」
「魚の練り物もダメだな……厚揚げとかチクワとかガンモなんか見ただけで………うっ、」
「……」
「あ、あと面倒臭いから骨の多い魚もちょっとな………小骨刺さると痛いし?」
「……………」
「あとウニも好かない、何か苦いし……甲殻類の味噌もちょっとなぁ〜、脂っぽい肉とコテコテの揚げ物も遠慮したい」
「う〜ん、……要するに、」
「ん?」
「兄さんは貧乏舌のお子ちゃま味覚の年寄りなんですね」
「なぁそれスゲェ失礼で無礼な蔑みだって事解ってる?
ねぇってば雪兎君、あながち間違ってないからお兄ちゃん泣きそうだよ」
(カンペ)
「あ、ちなみに、迷鬼の12pで出た熱い玉露って言うのは間違いらしいですよ」
「……え、マジで?」
「何々……玉露は60度ぐらいが一番美味しくて、熱すぎると苦味が出てしまう……?
完全に作者側のミスですね、高いお茶なんか飲んだこと無いくせに頑張るから……、」
「へー、」
「訂正は済んだらしいです、ご報告誠に有り難うございました」
「……なぁ雪兎、俺今まで高いお茶は熱いの以外飲んだことな…」
「それじゃあ皆さん、また今度!」
「いや、雪兎君、あの……」
「あーお腹減った!」
.
初安楽椅子探偵です。
早く来週になれ!!!
本は読んでるけどドラマは初めて…と言うか、
ビデオ録っておけば良かったぁあああ!!!
諦めちゃったよ、時間が時間だし……
家族の予想は、
父…医者の娘
(王道)
母…メイド
(何か怪しい)
私…旦那様
(実は歩ける…?)
祖母…作家の長男
(何となく:←えー…?)
無くなったカメラと、繋がったり繋がらなかったりする電話と、座った姿勢で死後硬直していた死体と、いかにもな車イス……
動機の有る無しは関係ないそうだから、アリバイ崩さなきゃいけないんですよね、多分。
どこかを中継地点にしてカメラマン殺し、車イス運んだ……?
な訳無いか。
取り敢えず、懸賞の時点で旦那様がテレビの音に文句つけなかったことと、カメラが気になるよぅ……後は過去の事件かな、今回の件にはあんまり重要じゃなさそうだけど…?
そもそも、どうしてカメラマンが殺されたんだろう?
あーもう、トイレ行かなきゃよかったです、マジで。
早く来週になってくれ!
頭ぐちゃぐちゃなので寝ます、はふん