続きデス




あれから…とあるきっかけで一人の男性と知り合う事となる。



そう…M。



Mは毎日携帯をくれる。



今日まで三回デートをしたケド、どれも優しさに包まれた感じで心地ぃぃ。



愛されてる感覚が蘇る。



私はMに高菜サンの話しをよくする。



その度にMは「うん。うん。」ってちゃんと聞いてくれる。



甘える私を笑顔で受け止めてくれる。
手を繋ぎ…肩を貸して…背中から抱きしめてくれる。



そして話しを聞きながら…
「ユカはホントに高菜サンに愛されてたんだね」って言ってくれる…。



これからは俺が側にいて支えるからとも。



Mはちょっと高菜サンに似てるトコがある。



それが何かはあえてここに書かないケド、私のツボなのかもしれない。



私は高菜サンと出会えて、人を本気で好きになる事を学んだ気がする。



遅いケド死ぬまでに気づけて良かったって思う。



その愛する気持ちが幸せを呼び、日々の生活に張り合いをもたらしてクレル。



素直になる事も学んだ。



甘える事も学んだ。



思いやりや、人間としての様々な純粋な気持ちに触れて自分の愚かさを恥じた。



私は高菜サンに会って凄く変わったと思う。



そして変われて時には失ったモノもあったケド、今までの嫌な自分とさよならできた気がする。



そんな高菜色に変わった私を好きだと言ってくれる人に何人か出会えた。



今はまだ高菜色が残ってるケド、徐々に無色に戻りつつある。



今度はM色に染まる番なのかもしれない。



私の中の何かが今変わろうとしてるのが感じる。



高菜サンの事は、そろそろ引き出しに片付ける時期が来たのかな?



まだ全ては無理だと思うケド、少しずつ閉まって行かなきゃ。



そして閉まった思い出を次に出してみる時にはきっと…寂しさや辛さなんてなくて、淡く切ない中に幸せや楽しさが詰まった思い出に変わっているのだと思いマス♪




まだこれが貴方に送るラストログではないけど、そんな時期が思ってた以上に早く来たんだなって戸惑っています。



貴方との時間は掛け替えの無い時間だった。




あの頃の私は貴方を心から愛してた。



だから…



安心してください。



私は大丈夫だから。



もう大丈夫だから。















そして…ありがとう








もう読んでない高菜サンへ…





ユカ