2015.11.24 11:11 Tue
[ラノベ感想]
グラスハート2 薔薇とダイナマイト
坂本に誘われて、新宿の楽器屋に出かけたあたし (朱音)は、生卵をぶつけられた。マンションに帰ったら、赤い帽子の女の子がいてばんっ、て耳の中で音がした。殴られたんだ、あたし。「おまえなんか、さっさと辞めちゃえ!」その子は、足早に消えて行った。あの子は、あたしが目障りなんだ…。そんなあたしのところに、真崎桐哉から、新譜のCDと『電話よこせ』というメモが届いて…。
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Z-アウトのファン『セリカ』に、殴られた西条。セリカの素性や、嫌がらせから守ろうとしてくれる真崎桐也がいい人すぎて、かなりズルい人である。
マネージャーの甲斐さんのことを「あれはダメ」という尚ですが、藤谷さんが全身全霊で収録している時に、井鷺さんと鉢合わせさせたりとか…マネージャーらしからぬ行動に、またも波乱な予感です。
果たして、藤谷さんのいうテン・ブランクとは、どういう意味なのか…。
2015.11.24 11:05 Tue
[ラノベ感想]
グラスハート
「あんた、うちでドラム叩く気ある?」プロ志向のバンドでキーボードを弾いていたバンド少女・朱音のもとに、突然かかってきた謎の電話。だがそれはいたずらでも冗談でもなく、ロック界のアマデウスとも呼ばれる若き天才音楽家・藤谷直季が作ったバンドからの本気の誘いだった。訳のわからないままいつしか彼らのペースにはまっていく朱音だったが…。熱い鼓動が響くハードビート・ノベ ル。
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中学時代から生粋のラノベっ娘(しかも、ほとんどコバルト文庫ww)だった管理人。
高校に進学してからこの本に出会いました。
今再び読み返しているところなのですが、相変わらず藤谷さんは思考とか、行動とか、色々ぶっ飛んでいるなと。
坂本くんは、相変わらず偏屈で何だか危なっかしいし。
西条は純粋で、藤谷さんの危なっかしいさとか、坂本くんの嫌がらせ?にオロオロしながらも、あいまに高岡さんを意識していたり。
高岡さんは、そんな3人を大人の余裕で見ていたり。
若木先生の世界観が、というか、文章の書き方が、説明的じゃないのに、自然とバンドの話になっているから、スラスラ読んでしまう。
何年たっても、この作品を上回るバンドの小説はないな。
真崎桐也のダークホースのような?圧倒的存在感も懐かしかった。
藤谷さんや西条に揺さぶりをかけて、あまつさえ西条の唇を奪っちゃうのは、どう考えたって性格が悪すぎる。
その場面に出くわした坂本くんが怒るのも、頷けますね。いや、まず坂本くんは違う意味で桐也に怒ってほしいわ。嫉妬の意味で。
2015.11.18 01:02 Wed
[ラノベ感想]
異世界食堂 1
オフィス街に程近い商店街の一角、犬の看板が目印の雑居ビルの地下1階にその店はある。猫の絵が描かれた扉の食堂「洋食のねこや」。洋食屋といいながら、洋食以外のメニューも豊富なことが特徴といえば特徴のごく普通の食堂だ。しかし、「ある世界」の人たちにとっては、特別でオンリーワンな一軒に変わる。「ねこや」には一つの秘密がある。毎週土曜日の店休日、「ねこや」は“特別な客”で溢れ返るのだ。「土曜日の客たち」=「ある世界の人たち」にとっては見たことも聞いたこともない料理ばかり。特別な絶品料理を出す「ねこや」は、「ある世界」の人たちからこう呼ばれている―「異世界食堂」。そして今週もまた、チリンチリンと鈴の音が響く。
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深夜に読むと、大変危険なライトノベルである。
胃袋が締め付けられて、ヨダレが込み上げてきて、寝れなくなってしまう…。
異世界×飯のネタの本、最近多い気がする。
個人的に一番好きなのは、豚の角煮の話。
単純に、食べたい。
2015.11.6 21:30 Fri
[アニメ感想]
ルパン三世 ルパン暗殺指令
93年放送の『ルパン三世』テレビスペシャル第 5作。ルパンの専従捜査からはずされ、武器密輸組織ショット・シェル捜査を任命されてやけ気味の銭形が、ルパンを訪ねてくる。その話を聞いたルパンと次元は、次の狙いをショット・シェルの金に決める。ついでにショット・シェルを壊滅させれば銭形の顔も立ち、協力関係を結ぶ。 しかしそのころ、傭兵上がりのキース・ヘイドンは銭形の後任として、ルパン一味の捕獲に際し生死を問わなくともよいという条件で、ルパン逮捕を命じられる。核物理学者カレンと、その父を殺した次元の10年来の確執を軸にしたエピソードも並行して展開。『ルパン三世』ファーストシリーズの、それこそ最初の監督おおすみ正秋が22年ぶりに『ルパン三世』の演出を手がけたことでも話題の作品。
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今回は山田さんのルパン三世ということで、初代の作品になります。
絵コンテが初代のコナンみたいで…絵描きの方が同じなのでしょうか。
放送されたのが約22年前なのですが、なんとなく敵キャラとか、ちょいちょいのシーンを覚えてる。
2015.11.4 22:37 Wed
[漫画感想]
黒子のバスケ 24
誠凛メンバーに、黒子が語る「キセキの世代」の帝光中学時代。念願の一軍となった黒子は、他のメンバーに6人目の男として信頼されていく。そして成長する「キセキの世代」の面々。だがそれはいいことばかりでなく…。
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己の短所を長所に変え、一軍に上り詰めた黒子。練習についてゆくのがやっとで、なかなか認められずにいた黒子でしたが、青峰の支えもあり、試合でも活躍できるようになる。
少しずつ仲間との絆が生まれてくる中で、青峰のバスケへの思いなど、チーム内にやや陰りが見えてきます。
ていうか、キセキの世代を生んだ帝光の凄さは知ってたけど、黒子は相当凄い中学時代を経験してきたんだな…。