簡単に感想。



「彼は人を助けて生きることを望んでた。悔やむより、誇りに思ってあげて」

「ロンドンで医者をしていたときは誰も感謝してくれなかった。ここでは痛みを和らげてくれる医者は神だ」

「自己満足のためにそこまでするのか?」と目を剥く夫を、サラが責めなかったところに好感を持った。
安全と孤独の中でゆっくり死ぬのなら、短くても愛情深い人生を送りたい。

「あの音は一生忘れない。カチっと鳴ったら最後だ」




主人公のジェニファー・コネリーがすごくきれい。
まるでマリオみたいな横歩き画像と、一見するとちぐはぐな音楽の組み合わせがいい!ファミコンのゲームみたい!
ただちょっと、そのちぐはぐな音楽がうるさいかな。
生徒を「ハエの女王」とか言う先生は引くわ…。スティーブン・キングが言うところのオールド・ミス特有の卑屈さとか言うやつかな。そんなだから結婚できないんだべ。




吹き替えで見ても字幕で見ても疲れる!!私はさんざん悩んだ末字幕にして見ました(^^;)

主人公の職業がロビイスト(おさべりする仕事)のためとにかく喋る喋るしゃべくりまくりんぐ。オーウ俺様のことまでキュンキュン撃たないでー\(^o^)/
…って感じでした。これは翻訳家さん泣いちゃうわ(^^;;)ちょっとほんとお疲れ様でした;;;

社会から敵対視されるたばこ業界、そのPRマンを務めるニック・ネイラー。いかにたばこをかっこよく見せるか。いかにたばこの害を少なく見せるか。それが彼の仕事。
一度見ただけでは足りないこの情報量と知性に溢れたストーリー、そしてコミカルな作り!申し分ない上質な一作ですが、それなりに覚悟して見ないと頭を使いすぎてパンクすることに…。

ニックの仕事には賛否両論あると思うけど、でも必要な仕事でもある。だけどやっぱり誰かを苦しめてお金を稼ぐのは、どうかな。ちょっと不思議かな。
できるだけ人を幸せにしてお金を稼ぎたいし、私はそういう風に生きたいなv