人にはそれぞれの道があるのです。
其れは重々承知しております。
せめて、ひとこと、残して欲しかったのに。
エアーズロックの話を初めてわたしにしてくれたのは、貴方だったのに。
何処から何を信じたらいいのでしょう?
疑心暗鬼が深まっていくわたしの、
唯一で在ったことは間違いないのに。
人間関係とまでいかずとも
この件に関しては、唯一、
信頼していた、始まりからのこの数年間。
終わりを見ずに去っていく。
(果たして終わりなんてあるのだろうか。)
責めている訳ではなく
ただ、此処を見ている人なんてもう居ないだろうから
一縷の望みを託して。
有難う。
(永劫に続く化石の話を出来なかったことだけが、心残りです。)