アメリカの人気コミック「アメリカン・スプレンダー」。その原作者、ハービー・ピーカーの生涯を綴った映画です。コミック原作でありながらドキュメント。

「この映画に夢や希望を求めているのなら、期待外れだ」

そうとにかくこれは、ただの男の物語。スーパーマンでもバットマンでもスパイダーマンでもない。ヒーローではないヒーロー。人気コミックの原作者でありながら、死に怯え、孤独に怯えるハービー・ピーカーの物語。

「俺はコミックの原作者か?それとも、漫画の登場人物なのか…?俺が死んでも、登場人物は永遠に生きる?」

悪くはない。悪くはなかった。ハービーの映画観には共感させられるものがあるし、コミックを絡めた個性的な手法もおもしろかった。ところどころで差し込まれるハービー・ピーカーの実際の映像も、なるべく無理のないように作られてた。
でもどうも好きになれない。全体的になんだか陰気で…。
疲れてるときにみると、余計疲れちゃうかな。気分のいいときに見れば、そんなに悪くないかも。

ジョシュ君は一応クレジットに出てますが、出番はほんの一瞬です。いつ出るか出るかと注意しながら見てたのに、いつまで経っても出てこない。まさか、女装でもしてダニエルに!?!?!?
勘違いした私はためつすがめつダニエルを観察し、やがてエンドロールへ…。

ROBIN Josh Hutcherson

ん???(^^)

ROBIN Josh Hutcherson

ん?????(^^)
…ま!まさか!!!!

慌てて心当たりのチャプターへ引き返し、ジョシュ君を見つけました。女装みたいなものではないか(^^)まさかのwww
言われて見ればところどころジョシュ君でした。後頭部の刈り上げの辺とかねwwしかしこれは気づかんわ〜。やられた〜\(^o^)/

それにしてもアメコミにこんな漫画があるなんて…。「スーパーマン」のようなヒーローものばかりなのかと思ってました。
30年も続いている。なんでもない日常に切り込む。日本で言えば「コボちゃん」や「くれよんしんちゃん」みたいなものかな。でも「サザエさん」では絶対ないな。

「皿洗いが一番面倒だ」

確かに!!!!!!
と、つい共感してしまうひとこま。おなかがいっぱいになると動きたくなくなるんです…。