うーん、おもしろかった!
子供向けだけど、子供騙しじゃないところが好き♪そういうのって欧米には多いけど、日本には少ない気がする。日本の映画も、子供騙しじゃなくて子供向けにもっと作ってくれれば嬉しい。リアルにしろっていうんじゃなくて、最低限のところでさ!それができたら、それを見て育った子供が作るいろいろなものだって(例えば人間関係だって)、いいものになると思うんだよ。少なくとも、今よりはね。

「二人じゃなきゃ、できないこともあるんだぞ」

15年をかけて再会できた二人。
ダニーが超超かわいかった!

この映画でジョシュ君が演じるのは長男・ウォルター役。父と母が離婚して、なんでもかんでも弟のせいにする、ちょっといじわるなお兄ちゃん。何もかも自分のせいにされて、弟もかわいそう…。
でも、子供が攻撃的になるのは過度のストレスのためだって子育ての本で読んだよ。理由はそれだけじゃないだろうけど、両親の離婚は子供に“過度のストレス”を与えるには充分だ。ストレスの原因を取り除くのは無理だし、しかって解決できるとは思えないし、だとしたらもっと別の対処法がいいけど、それは時間がかかるし…。
てっとり早くしかって解決してしまう親が多いのが現状。「忙しいから」とか、「疲れてるから」とか、理由をつけて甘えたくはないな。私は甘えん坊だけど、どこで甘えてどこで引き締めるかはわきまえているつもり。ここは引き締めて無理をするべきところだな。少なくとも、家庭を一番に考えられる立場にある以上はね。

弟の前ではクールに大人ぶるウォルターが、お姉ちゃんの前ではしおしおミニマグなところがかわいかった(*^ ^*)