※夢小説
(名前変換なし)
※現代版高杉。
大丈夫な方だけ追記へどうぞ(σ・ω・)σ
高杉さん誕生日おめでとうー!
「暑い、暑すぎるよ高杉さん」
「夏なんだから暑ィに決まってんだろ」
「クールぶってるつもりかも知れないけど、汗だくだよ高杉さん」
「黙れ」
額に汗をかきながらもゲームに没頭する高杉さん。
かちかちとコントロールをいじる手にもうっすらと汗が浮かんでいて、よっぽど暑いらしい。
「高杉さんよ、ゲームなんて止めてどっか涼みに行こうよ」
「うるせえ。勝ち逃げする気かテメェ」
「だってこれ何回戦目だよーもう疲れたよー暑いよー」
「ダメだ。何が何だろうと俺が勝つ」
「もういいよー私の負け負け。デパート行こうよー」
「うっせ!手加減すんなよお前!」
ばちばちと火花を飛ばしてくる高杉さんに、はあとため息をつく。
クールぶってる癖に中身は熱いのねこの人。暑いときに熱くなられたんじゃ更に暑いよコノヤロー。
ゲーム画面には、私の操るキャラが高杉さんの操るキャラを倒すところが映し出された。
「……あ」
「……あ」
「あああ、ごめん高杉!勝っちゃった!また勝っちゃった!」
「……うるせぇええ!なんだその謝ってるようで人を見下した言い方は!」
「えええ?別に見下したわけでは…!」
「っち、もう一回な」
リベンジボタンを押す高杉にうぇーと顔を歪めるも、高杉はじいっとテレビへと目を向けている。
私はため息をつきながらも、始まったゲームにコントロールをいじった。
「………ドンマイ、高杉さん」
「………」
あれから何回戦やっても高杉のキャラが勝つことはなかった。
(そりゃそうだ。私はずうーっとこのゲームやってたんだから)
高杉はずうん、と効果音が出るようなオーラを纏いながら体育座りをしている。
「……高杉さん、高杉さん」
「……あぁ?」
「誕生日おめでとう!」
「……お前、どんなタイミングでそれ言うんだよ」
【Ms.KY】
(ずっと言いたかったけどゲームに夢中になってて言えなかったんだもん!)
***
高杉さん誕生日おめでとう!
友達以上恋人未満な関係が大好きです(*´ω`*)
ヒロインが高杉さんだったり高杉だったりしたのは、仲が良いからです←