2017-9-17 14:14
ゆったりたっぷりのんびり
話題:休日
久しぶりの連休の神田です
世の中も連休だからそんなに有り難みはないけども、今の立場では休みがなかなか取れないので、こういう連休はとても貴重だったり
晴れてたら布団を干したり散歩に出掛けたりするけども、あいにく雨なので大人しく過ごしてる
とは言え、さっきオヤジと妹を国技館まで届けたけど
職場のお偉いさんからチケットを貰ったんでね、お相撲さんに会いに行ってこい、と
テレビに映ったら面白いと思うけど、土俵から遠い席だからどうかな
それで俺は何をして過ごすかと言えば、今日は一人お茶会をしまーす
今年の新茶をやっと飲める
もなかを買ってきたのでお茶菓子もバッチリ
あとはテレビを見るか本を読むかだな
少し前、録画マシーンを買ったですよ
映画をいくつか録ってあるので、その中のどれかを見ようかな
こういう自分の好きなことができる休日って、一年に一度あるかないかなのよ
まあ今月で見習いの一番忙しいとされている第一段階が終わるので、もしかしたら来月からは完全週休二日制になるかも
なんてな、そんな甘い世界じゃないからな、期待はしてないけど
さ、お茶淹れるかなウフフ
2017-9-7 20:31
葡萄の秋2017
話題:○○の秋
彼女に家族を紹介するのは嫌だったのよねの神田です
徐々に、将来に向けての話をしなくちゃならなくなりそうでね
だけど先日彼女を送って行った際、家から出てきたパパママに「いつもどうもすみません」てな挨拶をされてしまい、おまけに「少し上がっていきませんか?」と誘われて、珈琲をごちそうになってしまったのだよ
その時はM美家族が大集合してて、姉ちゃん兄ちゃん、その配偶者とガキ共とも顔を合わせてしまった
そうなると次は神田家の面々とM美を会わせない訳にはいかなくなる
その機会は意外と早く訪れてしまった
妹が、ブドウ食べたい食べたいと騒いだんだよ
今年は日照不足と伝染病で良質のブドウがなかなか手に入らないのよ
梨と桃でごまかしてたんだけど、あまりにもうるさく訴えるもんだから、狩りに連れて行くことにした
それとM美はM美で「付き合うようになってからどこにも行ってないよね」なんてふざけたことをぬかすもんだから、ええい、一緒に連れて行ってしまえ!と決断するに至った、のだ
無職のオヤジは留守番させるつもりだったのだが、妹と一緒に狩り場について調べてたので、連れて行かない訳にはいかなくなった
ブドウと言えば山梨県よね
無駄に車2台で行ったわさ
オヤジは「私、今、毎日がSundayです」とか平気で言うからよ、そういう話をなるべくさせないように2台に分乗
ターボ付きとは言え、軽自動車で高速をひた走るのは非常に疲れた
けどまあ、狩り場は事前に調べてあった所に無事に辿り着けたし、みんなで写真を撮りながら楽しく狩れたからヨシとする
ただね、料金が尋常じゃなかったよね
4人で1万いくらか
持ち帰り用はまた別に買わなくちゃならなかったので、大出費になってしまった
写真はウチに持って帰ってきた分で、M美にはこの倍くらい渡したな
家の人に狩りに行くと言えば、待つ人はお土産を期待するじゃない
その期待を裏切っちゃいけねーよ
なので、ブドウ達に加え、プルーンとプラムも持たせた
甲府で『ほうとう』という幅の広い平べったいうどんのようなものを食べたのだけど、案外美味だった
それが俺にとっては収穫だったかな
あとは、M美がオヤジに「お仕事何されてるんですか?」なんて聞くもんだからギクッとしたけど、オヤジ、平然と、「陶芸家なんですよ」なんて答えやがった
その発言にはビックリしたが、でももうその方向で行こうと思った
無職よりずっといいからね
そんな感じで無事に狩りイベントをこなし、妹は今季初のシャインマスカットを頬張り満足しておった
俺とM美は翌日何となくの腰痛発生
お互い揉み合うという楽しい時間も作れて良かった…のかな
本当は、多方面に気を遣って凄く疲れた神田でした
2017-9-3 17:02
記憶の喪失
話題:介護
糞爺夫婦が入所している老人ホームにはひと月からひと月半に1回のペースで面会に行く神田です
会う度に2人共劣化してる
体の機能も弱くなりつつあるけども、一番は頭
爺も奥さんもついに俺が誰だかわからなくなった
顔を見せれば「あ〜♪」と声を上げ、知り合いが来たと認識するようなんだけど、実際どういう関係の者なのかがわからなくなってるんだな
「あんた、兄弟だったかな」なんて爺は言う
奥さんは自分からは何も言わないが、俺が誰だかわかる?と聞いても答えられないでいる
けどまあ、俺がいつも持っていくヤスダヨーグルトとコアラのマーチをバッグから出すとニコニコして手を伸ばしてくるから、誰だかわからないけど、『飲み物とお菓子をくれる人』と認識してるのかも知れないな
もう自分達がどこに居るのかさえもわかってない
何十年も住んだ家の住所も記憶から消えた
極めつけは、爺は奥さんを自分の兄弟と言っていたこと
兄弟だから一緒に居るのだと認識してるような
少し前、「バカになってしまった」と爺は言っていた
だから今回、バカになっちゃったの?と聞いたら「バカとは何だ、失礼な」と答えた
バカになったことを自覚していた頃は辛かったと思う
色んな事を思い出せないもどかしさで頭の中が一杯だっただろう
今はその時期を過ぎて、開けることができる記憶の引き出しを探してる状態かな
そのうち尿意便意を訴えることすら忘れてしまうかもね
そしたらただ生きてるだけになるのかな
このことをボストンにいる爺夫婦の息子に報告した
電話口の向こうで息子は声を失った
国際電話なんだから早口で話せと言いたかったが、事が事だけに時の流れに任せるしかなかった
爺夫婦は子供の存在も忘れている
自分達に子供がいたことを忘れちゃってるんだ
夫婦かどうかもわからないのに、子供が居たかどうかなんてもっとわからないだろう
ただ、話してると少し思い出すこともある
それは子供の頃のこと
子供の頃の記憶は相当昔のことなのに、何故か覚えてるんだね
脳味噌の中身、つまり記憶をつかさどる部分については専門外なので確かなことは言えないが、子供の頃に経験したことは脳に強く刷り込まれるのだろうね
だからその頃の記憶だけは忘れないんじゃないかな
面会はその子供の頃の話を聞いてやることで終わる
大抵笑顔で終われるから
夫婦は一緒に居た方がいいと思って、今の施設は費用が高額だけど思い切って入所させたんだよ
だけど、お互いに夫婦と認識しなくなった今、安い施設に別々に入れてもいいかなと思う
でも安い施設を探すのが大変で、またそういう所は待機者がいるからすぐに入所という訳にはいかない
東京から離れれば何とかなると思うが、今度は面会が大変になるから、どうしようかなってとこ
そのことを考え続けるのが面倒くさいので、もう少し様子を見ようかな、の神田でした
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