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大阪・阿倍野区視覚障害者福祉協会 声のおたより
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2023/03/07 19:24
声のお便り 2月号( 第402号)
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阿倍野区視覚障がい者福祉協会 声のお便り 2月号( 第402号)
発行責任者 金光 弓子
編集 役員会
校正 音訳 松田 充隆
点訳・印刷 早川点字図書室
墨字印刷 就労継続支援B型事業所「あい」
この機関紙は 阿倍野区「子育て及び障がい者への支援のための基金」の助成を受けて発行しております。
封筒に印刷しているロゴで、ABAは、阿倍野区視覚障がい者福祉協会の英語名称『Abeno Blind Association』の略称です。
問い合わせアドレス:
abeno@kushikyo.org
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………………………… もくじ …………………………
1.今後の行事予定
2.新入会員のご紹介
3. 役員会からのお願い
その1 広報受取希望媒体をお聞かせください
その2 ご意見募集
4.アイフォン講習会のご報告
5.北淡町震災記念公園 日帰り研修のご報告
6.健康講座のご報告
7.区役所等、関係機関からのお知らせ
8.情報クリップ
長居障がい者スポーツセンター建替基本構想(案)の概要
9.大阪検定クイズ
10.編集後記
*今月は付録として、2023年2月現在の会員リストを入れております。
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1.お知らせ
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【1の1】今後の行事予定
※災害等緊急事態発生により、予定は変更されることがあります。
ご了承ください。
5月14日(日曜) 当会総会 市民学習センター 第一研修室
5月28日(日曜) さくらんぼ狩り
6月11日(日曜) 3部会 総会 区民センター 第1集会室
6月25日(日曜) 大視協 社員総会 「西成区民センター」
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2. 新入会員のご紹介
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今月も新しく入会された方があり、ご紹介いたします。
A.Hさん、52歳の男性です。
自己紹介文をお預かりいたしました!!
☆´☆´☆´
こんにちは、A.Hと申します。
今年の6月で52歳になります。未だに未婚です。
視力は両眼とも失明状態です。
直接の原因は緑内障で、6〜7年ほど前から視野が小さくなっていきました。
ひとりで暮らしています。
とはいっても、実家がすぐちかくにあり、両親がそこに住んでいますので助けてもらっています。
見えていたころはIT関連の仕事をしていました。
ですので趣味も、そちら方面で活動しています。
一例をあげれば、PC-TALKERとJAWSを2台のコンピュータで使い分けて使用していたりします。
週に1回、点字を習っていまして、ようやく50音のかなを習い終わりました。
これからは、濁点などの2マスの文字を読んでいく練習をしていくことになりそうです。
週に2日、福島区にある就労支援施設に通所していて、そちらの皆さんと昨年の大阪府芸術文化コンテストに合唱で参加し、音楽部門の準グランプリを受賞したりしました。
こちらでもたくさんの方と交流をもって、これからの人生を豊かに過ごしていきたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
………
みなさん、仲良くしてあげてねー♪
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3. 役員会からのお願い
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【3の1】 広報受取希望媒体をお聞かせください。
次年度より「声のお便り」(広報)の印刷を 下記の事業所に外注することといたしました。
そこで、皆様の受け取り希望媒体を改めてお伺したく思います。
A: 墨字版(12ポイント)
B: 点字(プリンター打ち出し)
C: 音訳CD(デイジー)
D: メール(本文貼り付け)
もちろん複数媒体でのお受け取りも可能です。(例:デイジーと墨字など)
変更の必要がない場合の連絡は不要です。
受け取り媒体の変更を希望される方は、3月末までに役員会までお知らせください。
…次年度より印刷をお願いする事業所…
就労継続支援B型事業所「あい」
〒546‐0002
大阪市東住吉区杭全1‐11‐3 パルテール21 1階
【3の2】 ご意見募集
次年度に行ってみたい事業について、皆様からのリクエストをお待ちしております。
当会では会則第2条に基づき、体験学習や情報機器操作の講習会などを通して、教養文化の向上に努めております。
【質問:これまでどんな活動をしてきたの?】
これまで収穫体験として、いちご狩り、みかん狩り、ブドウ狩りなどを行ってきました。
また、情報機器操作講習会として、リボ体験会やアイフォン基礎講習会などを実施してきました。
日帰り研修会としては福祉バス(あゆみ号)を利用して、大阪で文化遺産に登録された仁徳天皇陵古墳(大仙陵古墳)と千利休の茶室見学をしたり、太秦映画村にて江戸の文化と映画の成り立ちなどを学びました。
文化交流会としては、演奏家を招いて音楽鑑賞会などを行ったこともあります。
さらに、阿倍野消防署の協力の下、AEDや心臓マッサージなど救命救急講座をしていただいたこともありました。
「こんなことをしてみたい」や「こんなところに行ってみたい」など、リクエストお待ちしております。
ただし、ビンゴゲームなど個人への景品の受け渡しや飲食を伴うイベントについては、文化事業としての実施に制限があること、ご了承ください。
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4. アイフォン講習会のご報告
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11月27日、市民学習センター・第3会議室で実施された「アイフォン講習会」について、報告いたします。
講習に入る前に「突然、音が鳴らなくなった!そんなときの原因別対処法」を習いました。(4パターンあります。)
パターン1.シリは返事をしてくれるのに、ボイスオーバーの音声が聞こえなくなった。
原因=ダブルタップしたつもりが、別の何かが画面に当たってしまったのか、気付かないうちに3本指で2回タップしていた可能性があります。
解決法=3本指で2回タップすることで、音声が戻ってくる。
(*zoomを使用している人は、3回タップしてください。
パターン2. 3本指で2回タップしてみても読み上げが戻ってこない。
原因=操作音の音量が0になっている可能性があります。
解決法= シリを立ち上げていないときに、ボリュームを上げていくと、読み上げが戻ってくることもあります。
パターン3.逆にボイスオーバーの音声は聞こえるのに、シリの声だけが聞こえない。
解決法= 「ヘイ、シリ」またはホームボタンを押してシリを呼び出した直後に、ボリュームをあげてみてください。 シリにフォーカスしている間に素早くボリュームを上げることがポイント。
パターン4.上記3つを試してみても音声が戻ってこないときには、
一度ボイスオーバーをリセットしてみる方法もあります。
「ヘイシリ」またはホームボタンを押した後、「ボイスオーバー オフ」と言った後10秒ほどおいてから「ボイスオーバー オン」と指示してみてください。
★「音声が聞こえない」はトラブルだけど、例えば会議中だけ音声を止めて起きたいという場合には、「お休みモード」にしておくと、講習中などにLINEやメールなどの通知がこなくなるそうです。 しかも、この「お休みモード」には、家族などを個別に設定することができ、必要なところからのみ、通知されるようにも設定できる
そうです。
また、「アップスイッチャー」に裏で起動したままのアプリが溜まっていると、動きが鈍くなったりというトラブルの原因にもなるので、定期的に「アップスイッチャー」から追い出しておいた方がよいというお話もありました。
講習は3部構成で進められました。
第1部では「『シリ』を利用して便利にアイフォンを使ってみよう」ということで、厄介な文字入力をせずに声だけで使えるシステムを紹介いただきました。
「割り勘」では、27480円を6人で割り勘してみたところ、シリが瞬時に「一人当たり 4580円です。」と、一瞬で答えてくれて「すごーい」と歓声が上がりました。
スケジュール管理もシリで簡単に操作でき、別の予定が先に入っているような場合には、その予定を言ってくれるので、ダブルブッキングの失敗がなくなるなあと感心しました。
他にも様々な「声だけで使える便利な機能」の紹介をしていただきました。
手順など詳細を知りたい方は、役員会までお問合せください。
第2部では、ラジコ(ラジオが聞けるアプリ)やティーバー(テレビが見れるアプリ)を実際にインストールしてみました。
「テレビ電話で体温計の文字や探し物を見てもらっているのだが、遅い時間ではないかなどを気にしている」という話から、「Be my eyes」というアプリも紹介いただきました。
この「Be my eyes」は、世界中で見える人たちがサポーターとして登録してくれているので、時間を気にせず「100円玉を落としたので探すのを手伝ってほしい」や「どっちがどの色だったかを見てほしい」など、短時間で解決しそうな困りごとを助けてくれるシステムだそうです。
第3部では「モノタグアプリ」の使い方を教えてもらいました。
この「ものタグアプリ」は、当会の御長老・田邊 徳孝さんから寄贈いただいたものです
30分前倒しで開始したにもかかわらず、時間オーバーしてしまうほどに、とっても楽しく、充実した講習会でした。
これら情報機器操作講習会の講師料及び会議室使用料等は、助成金の他、特別会員のみなさんからの年会費を加えることで実施させていただいております。
共同募金等にご協力いただいた地域の皆様にも この紙面を通じて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
参加者は、会員4名とガイド2名の合計6名でした。
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5.北淡町震災公園・防災学習のご報告
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去る、12月4日(日曜)、「北淡町震災記念公園」へ防災学習に行きました。
ちょうど区役所玄関ロビーで障がい者週間のギャラリー展示をしている最中だったので、展示の品を出発前に、ご参加のみなさんと挨拶に来てくださった特別会員の先生方にも観ていただくことができました。
今回は3部会での研修旅行ということで、1号車に視覚部の19名が。2号車には肢体部5名とボランティア1名、聴言部2名と手話通訳2名の10名がそれぞれに分かれて乗車して出発!
野島断層保存館では、正断層と逆断層の違いを学ぶことができました。
地震の断層というと下に下がるようなイメージでしたが、地面が隆起することによって上に持ち上げられるものもあって、それを「逆断層」というそうです。
メモリアルハウスには野島断層が横切る民家がそのままに保存されていて、あの強い揺れや火災の被害を免れた強さを感じました。
ハウスの中には、子供が折ったのだろうか折り鶴が備えられていて、失われた尊い命を決して風化させてはならないという思いがじわじわと伝わってくるのを感じました。
語り部ボランティアさんからの実体験を聞くことができるのは火曜日だけだったようで、また、ほとんどの資料がガラスの内側に展示されていて直接触れて学べるものが限られていたことが、少し残念でした。
でも、物産館で食べた北淡町「ほくほくコロッケ」や「びわソフト」はとってもおいしかったようです♪
今回も出発前に、左藤前衆議院議員、田中前府議会議員、木下市会議員にバスのマイクを利用してご挨拶いただきました。
これら体験事業の体験費及びバス借り上げ費は、助成金の他、特別会員のみなさんからの年会費を加えることで実施させていただいております。
共同募金等にご協力いただいた地域の皆様にも この紙面を通じて感謝申し上げます。
ありがとうございました。
1号車の参加者は、会員10名とガイド9名、春日ドライバーと安永車掌の合計21名でした。
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6.健康講座のご報告
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去る1月17日、社会福祉協議会ボランティア研修室にて実施された「第29回健康講座」について、報告いたします。
司会の上川(うえかわ)会長の進行のもと、太田栄養士から講話いただき、質疑応答の後はお待ちかねのお弁当タイムです。
今回は「食生活改善推進員協議会(食推協)」の大和田さんのチョイスでお弁当をご用意いただきました。 お米を区役所から提供いただいたので、予算をおかずに回すことができ、おかずだけでなんと7品目!!
タンドリーチキン、ポテトサラダ、千切りキャベツときゅうりとプチトマトのサラダ、鯖の塩焼き、大根と人参の甘酢和え、出汁巻玉子、筑前煮などボリューム満点。 デザートにりんごもいただきました。
この健康講座は29回を数えるそうで、歴史も感じた2時間でした。
*各部からの参加者は・・・、(敬称略)
・視覚部=5名+ガイド5名
・聴言部=1名+通訳2名
・肢体部=3名
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後半に続く
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